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1月22日 サントリーホール 東京フィルハーモニー交響楽団 指揮:金 聖響 ソリスト:横山幸雄、キム・ジュンヒ、田村 響 曲目:ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番、ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番、ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番 2008年最初はピアノ協奏曲3連発。しかもレベルが高かった。 まず、横山のラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番。出だしのこの曲ですでに圧倒された。この速さで弾けるのかというくらい、速いテンポなのだが、ほとんどミスらしいミスもない。しかも、単に速いだけでなく、情感たっぷりの演奏。貫禄の名演だった。 次のキムは、演奏に少し硬さがあった。緊張していたわけではないだろうが、ベートーヴェンの曲にのりきれていないようだった。それでも十分に聞き応えはあった。 最後の田村のラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番。これもおどろきだった。横山の3番で今日は終わったと思っていたのだが、見事にとりを務めてくれた。3番とはうって変わって、ゆったりとした演奏。だが、決して間延びした感じではなく、緊迫感のある、これもまた名演だといっていいだろう。 この名演をひきだした指揮者の金だが、指揮ぶりが少し変わっていた。今日は舞台の背後に座っていたため、指揮を前から見ていたのだが、なんともテンポのとりにくい腕の動き。直線的でも円を描くでもなく、くねくねと拍子をとる。よくこれで演奏できるなと感心していたが、よく見ると、この手の動きで微妙な間をとるなどしていていることに気づいた。いや、たぶんそう思う。だから、素人にはわかりにくいのだが、慣れれば、あるいはプロならばこのほうが演奏しやすいのかもしれない。 なお、今日のコンサートは、「ロンティボー国際音楽コンクール ガラ・コンサート」と題し、その名のとおり、コンクールの入選者を招いて公演を行う。1990年から毎年行われている。田村は、昨年のピアノ部門の優勝者である。 次回予告:1/27 メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲、ラヴェル/ボレロほか |
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